お知らせ【盛会お礼】
2021年9月9日(木)予定より1年遅れて第59回全国大会を開催致しましたところ、多数ご参加頂きまして、誠にありがとうございました。
8日の理事会、9日の会員総会にて決まりました中で、お知らせすべき件を7項目下記に纏めましたのでご連絡致します。併せて大阪商業大学での模様をご紹介致します。
1.第60回記念大会の件
既報の通りですが、実行委員長の尾之上さくら常任理事を中心に下記の通り、日程と概要(案)をお知らせ致します。
日 程 : 2022年9月7日(水)~ 9月9日(金)
場 所 : 波止場会館(横浜市港湾労働会館)
http://www.y-port-kousei.or.jp/kaigisitsu/hatoba/access.html
招待 団体会員各2名 元会員など 社会情勢を鑑み参加者100名程度で抑える。
1日目 エクスカーション
港湾視察・小林照夫名誉会員『横浜・みなとの歴史さんぽ』(密を避けるため)計画中
理事会 波止場会館会議室
2日目 波止場会館ホール・会議室
午前記念式典
午後共通論題 「港の現在、過去、未来 ―港湾の創造的役割を中心として―」
会員総会 懇親会
3日目 自由論題(+国際セッション) 波止場会館・会議室
費用については、一般会計以外に基金から拠出する事になりました。
60周年記念表彰・顕彰を行います。3月末迄公募致します。理事会で稟議後常任理事会にて決定します。ご意見をお寄せ下さい。
自由論題など研究報告は、年度が替わって4月を目途に募集を行いますので、アナウンスをお待ちください。
2.『日本港湾経済学会研究叢書』シリーズ公刊
1962年創立の本学会は、2022年10月に60周年記念となり還暦を迎える。設立当初より「工学一般で問題が解決されるものでなく、経済学・経営学・社会学等や人間と社会の歴史を加味しなければならい」、「経済の法則性……..将来の発展の必然的方向………経済的、社会的諸問題の研究、これを基礎にした港湾経済の綜合的研究が必要」との観点から学会活動を続けてきた。
学会内での若手育成、今後の若手研究者の入会促進などを併せて、これからの海と空のみなとを研究していく礎として、先人が託して頂いた原資を基に下記の通り、研究叢書を公刊する。
公 刊 : 2022年(60周年)から各巻纏まり次第順次発行
出版社 : 成山堂(装丁は同じとする)
執筆者 : 60歳代以下(基本的に)の本学会会員(下記、編著者)を中心に(複数投稿可)30歳代~50歳代に投稿機会を与える。新規入会を大いに歓迎する。
内 容 : 「みなと」をキーワードに、①~⑩のサブキーワードを前面に押し出した論文(章立て)集として、現状と将来展望を各1冊にまとめる。各巻5名以上で、A5版250頁程度
① 港湾(松尾理事)『港湾ビジネスの将来?』
② 空港(石田理事)『空港ビジネスの将来?』
③ 貿易実務(長沼理事)『みなとと貿易の将来?』
④ 観光・親水(三ツ木理事)『みなとと観光の将来?』
⑤ 関税・税関(河野理事)『みなとと税』
⑥ 水際対策、貿易(尾之上理事)「規格、基準・認証制度とみなと?」
⑦ 海運(合田理事)
⑧ アジア(男澤理事)『アジア経済圏のみなと』
⑨ 地理・地域研究(山田、菊地)
⑩ 政策提言or 政策の現状 (津守理事)
⑪ その他 『みなと読本』
各編著者より章立てなどが決定後、執筆者を本年末を目途に公募する。
費 用 : 基金より出版助成を行う事が決まりました。
尚、詳細は、学会ホームページを通じて年末から論文の公募を公示します。
3.年報「港湾経済研究」第60号
予定通り、2022年3月公刊予定です。
既報通り、還暦を記念して「記念寄稿」の受付を行う。尚、昨今の社会情勢から、募集期間を11月末日にまで延長する。
投稿希望者は、1.通常の投稿、2.研究ノート・書評など、3.記念寄稿いずれも、
学会ホームページの「ダウンロード」に掲載の投稿票を添えて、また、可能な限り、論文テンプレートをご利用の上、下記宛に投稿して下さい。
投稿先:年報編集委員会石田委員長宛(お問い合わせページから送信下さい。)
4. 任命理事の件
北海道部会 部会長に就任の菊地達夫会員(北翔大学短期大学部)を
会則第19条2項により、任命理事とする。任期は現理事と同じとする(2022年度末)。日本港湾経済学会理事・評議員選挙細則第6条の通り、総会で審議し、決定した。
5.役員「幹事」新設について
会務の円滑な継承・継続の為、「幹事」について継続審議となっていた。
今回は、会則改訂などは行わず、当面、理事会にて選出する。
会則改訂は、幹事が機能するようであれば、次回理事会・総会にて行う。規程新設の場合は、理事会にて行う。
理事会では、40歳代以下で、会務の継承、将来を構想して審議の結果、下記、4名を推薦し、ご本人の許諾を得て委嘱することになった。
金仙淑(同志社大学講師) 横見宗樹(近畿大学)
樋口洋平(日発運輸㈱、団体会員) 長田 元(富山短期大学)
その他候補者 自薦他薦は問いません。学会運営にご関心をお持ちの方は、ご連絡下さい。
6. 選挙管理委員会について
日本港湾経済学会理事・評議員選挙細則 第3条に基づき、60回記念全国大会時の役員改選選挙における選挙管理委員会の以下関西在住の5名を選出し、篠原正人理事を委員長とする事とした。
篠原正人理事、長沼 健理事、花木正孝理事、金 仙淑幹事、横見宗樹幹事
7. 名誉会員推挙の件
2021年4月25日(日)常任理事会にて山上徹常任理事を推挙したい旨議題になり、ご本人のご快諾もあり、理事による稟議の結果 会則、名誉会員規程により名誉会員の称号を謹呈し、総会にて名誉会員証を交付いたしました。
第1日目 記念講演・共通論題・会員総会
例年の対面での全国大会とまでは、出席者がありませんでしたが、1日目を盛会の内に開催致しました。共通論題登壇者の皆様と、執行部の10名で、大阪商業大学から、オンラインでの開催となりました。
冒頭、松尾俊彦会長よりご挨拶があり、60回大会には対面にて開催したい旨お話がありました。続けて、ゲストスピーカーの 国土交通省近畿地方整備局副局長 中村晃之様のご紹介があり、 記念講演 を頂戴しました。
続けて、 前エアドゥ代表取締役で、現在 インフラ経営研究所専務理事の 小林 茂 様、 金 仙淑会員の基調講演がありました。
横見宗樹会員をコーディネーターに、上述のご登壇者一同でパネルディスカッションが行われました。






第2日目 自由論題
9:30より花木理事の司会で終日研究報告が行われました。





