第32回学会賞(北見俊郎賞)
2024年度の学会賞のお知らせ
第18回喜多村賞(論文) 該当者なし
第32回北見賞(著書の部) (論文の部) 該当者なし
松尾俊彦会員『日本の内航海運の研究』(2023年12月10日)晃洋書房
尚6月、団体会員の山縣記念財団様より、「2024年山縣勝見賞」の著作賞に同書が選ばれております。
『日本の内航海運の研究』 選定理由:「内航海運」は、島国である日本の経済や国民の生活を支える極めて重要な基幹的産業である。外航 の海運と比較すると、相対的に研究が少ない内航海運において、いろいろな切り口から、問題の本質 を考察し、体系的かつ平易に整理されており理解しやすい構成になっている。現在の内航海運の課題 である高齢化、働き方改革による船員不足の加速などを中心に論じられており内航海運の歴史をふま えた記述には説得力がある。学術的価値があるとともに、下記章立ての通り、包括的にまとめ上げら れた好著である。